米 Google は、2013年11月13日に Dart SDK 1.0 を公開しました。
Dart が世に姿を現してから2年、今回のバージョンが初めての安定版となります。
これまでのバージョンの違いとして大きく取り上げられているのは、ライブラリ「dart2js」を利用した Dart から JavaScript へ変換するコンパイラの性能向上についてで、JavaScript 変換後のプログラムの実行速度の向上や、Dart VM を搭載していない多くの一般的な Web ブラウザでの動作保障などが挙げられていました。
そのほかにも細かい仕様変更はありますが、DartEditor の使用方法や、コーディングルールなどに大きな変更はなさそうなので、開発については今まで通りの方法で行えそうです。
以前に筆者が作成した Dart プログラムを JavaScript に変換して動作させた際、Windows Internet Explorer ではうまく動作しなかったことがありました。
今回の安定版のリリースでこのあたりがどのように改善されているかも、今後調査していきたいと思います。
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