3月26日に Dart 1.9 が公開されました。
非同期系の機能の強化が主で、ECMA標準の仕様実装にあたるものが多いです。
(今回でECMA標準の仕様実装はひととおり終わったのかな)
まず、async / await が構文として利用可能になりました。
これにより、以前のバージョンまででは Future を用いて行っていた遅延計算(単一イベントの非同期)と、Stream を用いて行っていた複数イベントの場合の非同期処理を簡潔に書くことができるようになります。
また、ジェネレータ『sync*, async*, yield, yield*』のサポートの開始(これは別の記事で詳しく書こうと思います。たぶん。。。)、enum が正式にサポートされたり、そのほかにも細かい改善が行われています。
DartVm が Chrome に搭載されないことが発表された翌日のリリースになりますが、今後の動きに期待ができるバージョンアップ内容なのではないでしょうか。
引き続き Dart の動向を追いかけて行こうと思います。
(超スローペースではありますが。。。)
--- 参考もと
http://news.dartlang.org/2015/03/dart-19-release-youve-been-await-ing-for.htmlv