2014年10月24日金曜日

Dart 1.7 リリース

前回の投稿から2ヵ月ほど経ちました。
業務が忙しかったのは理由になりませんね。。。


前回と全く同じ書き出しです(笑)
この間に Dart のバージョンアップが行われましたので、簡単に紹介します。


Dart 1.6

1.6 のバージョンアップではなかなか大きな変更がありました。
それは「Deferred loading」です。


外部ライブラリを使用するタイミングまで読み込まず、必要なタイミングでロードするというものです。
これにより実行速度の向上が見込めます。


そのほかにもクラスに対する機能追加・修正、バグ Fix など、様々な更新が行われました。


Dart 1.7

1.6 に比べると控えめなバージョンアップですが、非同期系の機能強化や「pub global」が実装されました。
pub については以前紹介しましたが(こちら)、今回の改善で使いやすさが向上しています。


WebStorm 9

Web 開発エディタ「WebStorm 9」が Dart をサポートするようになるようです。
WebStorm 9 は Node.js などもサポートした強力なエディタです。


Dart そのものが進化するのは勿論うれしいことですが、今回のIDEのような開発ツールの選択の幅が広がるのも良いことですね。


つらつらと書きましたが、今回はこんなところです。



--- 参考もと
http://news.dartlang.org/2014/08/dart-16-adds-support-for-deferred.html

https://www.dartlang.org/tools/pub/cmd/pub-global.html#running-a-script-from-your-path

http://news.dartlang.org/2014/10/webstorm-9-released-with-improved-dart.html